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Month: 9月 2016

【廃バスメモリアル】日野RE101P(小豆島バス)

こんばんは、本日は廃バスネタです。

以前RSPIとして公開した日野のモノコックバスRE101。今回はその実車です。
といっても、今回は都営じゃなく小豆島バスになります。

銘板を見る限り、RE101Pとありますので、エアサス車です。

 

▼少し埋もれていますが、小豆島バスのRE101Pです。
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ネットで下調べをしていたバスですが、3台あるという記事や、1台減って2台になったという記事もあり、正直もう無いかもしれないと思いましたがなんとか残っていてくれました。

しかし場所が移動しているようです。さらに1台しか見当たりません。他の2台は順番に解体されてしまったのでしょうか?となるとこの1台もいずれ・・・?

空き地のような場所にあったはずですが、どう見ても企業の敷地内に居ます。

私有地ですので、許可をいただき撮影することが出来ました。

お仕事中、お忙しいところありがとうございました。

 

▼ブルーリボンのご先祖様!?

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RE101とは、現在のブルーリボンHT/HU系の直系の先祖にあたるRB/RC系が、モデルチェンジによってRE/RC系となり、さらに出力アップのモデルチェンジが図られた後のもの。

101だと、ホイールベースは4.8mになります。他に、5.2mのRE121/RC301や、5.67mのRE141/RC321がラインナップされていました。

 

▼このバスは中扉のみのツーマン仕様なので、この場所にドアはありません

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箱型バスのツーマン仕様の実車に触れるのは、このバスが初めてです。

それにしても、非常に状態が良いです。

埃は積もっているものの、椅子も生地・クッションともにしっかりしていて、ちょっと感動ものです。

 

▼廃車体とは思えないほど綺麗な車内

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パッと見だと現役と錯覚してしまいそうなほど、車内の状態は良好です。

板張りの床も、腐食などは見受けられません。

ガラスはほとんどが割れずに残っていますが、残念ながら後部の窓ガラスは割れてしまっていました。おそらくそこから埃が入ってきているのでしょう。

ついでにアシナガバチが後部に巣を作っているらしく、車内を飛び回っているので前方以外で落ち着けませんでした。

 

▼変わった形のものが中ドア付近に取り付けられています

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これは運賃箱の土台でしょうか?見慣れない形のものが中扉付近に設置されています。

ツーマン仕様の路線バス、乗ってみたかったですね~。

やたらと綺麗なこのRE101P、車内には路線図等も残されており、それには平成4年10月1日現在と書かれていました。

ということは少なくとも平成4年頃までは現役だったということなのかもしれません。

 

こんな綺麗なRE101が、もし保存されないで解体されていくとしたら残念です。

今見ればそんなに古くもないバスかも知れませんが、いずれボンネットバスのように貴重な存在になってゆくはずです。

でもやはりビジネスとしては成り立ちにくいのか、ボンネットバスと違い”普通の”モノコックバスはやはり解体されていく運命になりがちです。

身勝手な感想ですが、なんとか保存される流れになってくれたらいいな、なんて少しだけ思ってしまいました。

それでは、本日はこれにて。

国鉄D51形蒸気機関車842号機

さて、こんばんは。SATOです。本日は鉄ネタを。

以前岡山へ行った際に立ち寄った、倉敷市の「水島中央公園」に展示されているD51形蒸気機関車842号機です。

▼煙室ハンドルが失われており、少し締りのない表情

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昭和18年に岡山機関区に新製配置された機関車で、その後富山機関区→熊本機関区を経て、最終配置は北海道の追分機関区となりました。

追分機関区での廃車は昭和50年12月3日。蒸気最終期まで現役で走り続けていたそうです。

 

▼特徴的なギースルエジェクター

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現在のこの機関車の最大の特徴とも言えるのが、このギースルエジェクターです。

そもそもギースルエジェクターとは、今で言うところの省エネアイテム。

ただ平べったいわけではなく、内部に特殊なブラスト管を持ち、その構造により従来の煙突より燃焼効率を高めることが可能になります。

燃焼効率が高まることで蒸気温度も上昇し、より少ない石炭で走行でき、さらには牽引力を上げ、火の粉減少させる効果があったといいます。

 

▼定期的に手入れをされているようでそれなりに良好な状態です

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結構べったり塗られたペンキがちょっと残念な気もしなくもないですが、何もされていないよりは100倍マシ。

大切に保存していただいて、我々としてはありがたい限りです。

 

▼ガラスなど、全体的に良好な保存状態です

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立派な屋根の下、さらには四方をフェンスに囲まれ、写真は撮りにくいのですが

おかげで盗難やいたずらの被害は最小限にとどめられているのではないかと思います。

 

▼よく見るとかまぼこ型のドームです

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アップでの写真を撮り損ねましたが、この機関車のもうひとつの特徴がかまぼこ型ドームです。

 

蒸気機関車の定番的イメージがあるD51ですが、私は結構好きです。

RailSimのSLプラグインも、そろそろ何かリメイクしたいところです…

 

「水島中央公園」

場所:倉敷市水島青葉町95-1

【プラグイン公開】 いすゞ BXD30

こんばんは、少し遅くなりましたが、なんとか日が変わる前に完成することが出来ました。

 

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全国で活躍し、今でも動態保存で数多く残っている、いすゞの「BXD30」です。
なかでも、後期に製造された4灯ヘッドライトとそれに合わせた新グリルを採用したタイプをモデルとしています。

 

事業者は、以下の中から選択できます。
● 奈良交通(帝国自工)
● 呉市交通局(川崎車体)
● 京阪バス(川崎車体)
● 三重交通(川崎車体)
● 丹後海陸交通(北村製作所)
● フリーランス1暖色系(北村製作所)
● フリーランス2寒色系(帝国自工)

 

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上記のとおり、車体メーカーごとの差異もある程度作りこんでいます。
たくさん並べてお楽しみいただけるかと思います。

なお、資料不足とやる気・根気の不足により、完全再現というわけではありませんので、あしからずご了承のほどよろしくお願いいたします。

 

※ご使用の前に、必ず同封のReadMeをお読みいただき、正しくお使いください。

ダウンロードはこちらから↓↓
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プラグイン制作状況(いすゞBXD30)

こんばんは、本日は現在制作中のプラグインに関してです。

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現在いすゞのBXD30というボンネットバスを制作中です。
個人的に一番好きなボンネットバスでもあります。

ボディメーカーごとに、川崎・帝国・北村と作り分けております。
もうしばらくで公開できると思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。

名岐鉄道デボ800形電車(805編成)

正直なところ、近くを通りかかってはじめてその存在に気付きました。

現在の名古屋鉄道の前身事業者である名岐鉄道が1935年より導入した車両とのことで、
中でもこの805編成は、豊田線の開通に先立ち、信号や自動列車停止装置(ATS)など保安装置の動作確認を行う試験列車に充当されたことから
「豊田市を初めて走行した車両」として、愛知県豊田市の鞍ヶ池公園で静態保存されています。

▼よく手入れされた立派な公園に佇む805編成
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鮮やかな緑の中に佇む真っ赤な車体はひときわ目を引きます。よく手入れされた公園で、大切にされていることがうかがえます。

▼自由に座ることができる車内。中央部は過去にドア開閉が体験出来たかのような構造物です。
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普段から公開されているのかはわかりませんが、この日は車内が解放されており、内部を見学させていただきました。

▼細かな部品類も良く残っているように見えます
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驚くべきなのは状態の良さです。
静態保存されてからそれなりの年月が過ぎていると思われますが、木製部分が非常に良い状態を保っています。
上の写真のような細かな部品も、固定されていないにも関わらずパッと見盗難などの被害に合ってないように見えるのは、このあたりの治安が良いからなのかもしれません。

▼反対側にはホーム状のデッキが設けられています
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ホームのようなデッキが設けられ、そちらからも車両に乗り込むことができます。これは現役時代を彷彿とさせる粋な計らいですね。

みなさんもぜひ、鞍ヶ池公園を訪れてみてはいかがでしょうか?

鞍ヶ池公園
住所:愛知県豊田市矢並町法沢714-5
営業時間:9:00~17:00
駐車場:
公園内/普通車877台、大型車20台、身障者10台
PA園地駐車場/普通車118台、大型車10台、身障者3台
※すべて無料

【プラグイン公開】 クモハ12

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大変長らくお待たせいたしました。やっとクモハ12が完成しました。
下のダウンロードボタン、もしくはプラグイン公開ページからダウンロードをお願いします。

鶴見線で最後まで活躍したクモハ12052とクモハ12053のセットです。
スイッチにて車両の切り替えが行えます。

▼クモハ12052 リベットの数が多くなっています。
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▼クモハ12053 リベットが少なく、前面の手すり形状など、細部が異なります。
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※ご使用の前に、必ず同封のReadMeをお読みいただき、正しくお使いください。

ダウンロードはこちらから↓↓
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GLION MUSEUMに行ってみました。

今回は鉄道ではなく、自動車の話になります。

大阪築港に最近オープンした「GLION MUSEUM」というところへ行ってみました。名前の読みはグリオンではなくジーライオンになりますので少しだけ注意が必要です。
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有名な赤レンガ倉庫をリノベーションして生まれたこの博物館、旧車・クラシックカーがズラリ並ぶなかなかの空間。
実はこの博物館は博物館でありながら中古車展示場でもあります。
そう、つまり展示されている車は全て購入可能という、今までに無いタイプの博物館です。
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実を言うと私も博物館が目当てではなく、旧車の中古車を見たくて訪ねたんですが、予想以上にミュージアムスペースが濃かったので記事にすることにしました。

照明の落とされたシックな空間に所狭しと並べられたクラシックカーたち。
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ここの入館料、正直言うと結構します。ちょっとお高いです。
でもそれだけに客層は絞られており、落ち着いて見学することが出来ます。面白いところなので是非とも長生きしていただきたいし、致し方無い事なのかなとも思います。

 

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同じ空間に、カフェやレストランなどもあります。これまた結構なお値段なんですが、すごく上品な空間で、お料理も美味しそうです。

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かなりの台数の車が展示されていますので、見応えは十分です。旧車・クラシックカーに興味がある方は是非一度訪れてみてください。

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GLION MUSEUM
大阪市港区海岸通 2-6-39
(大阪・赤レンガ倉庫内)
TEL:06-6573-3006
AM10:00~PM22:00(最終入館 21:30)
月曜休館

プラグイン制作状況(クモハ12)

現在クモハ12をリメイク中です。
クモハ12

久々のモデリングなのでリハビリも兼ねて短い奴を・・・
なんとか完成と言っても過言ではないところまでこぎつけました。
まもなく公開できるかと思いますので、今しばらくお待ちいただければ幸いです。

ついでにマウスがもうダメになりつつあったので新しいマウスを買いました。
しかもトラックボールというやつを。
トラックボールマウス
これがまた慣れに時間を要する曲者。
導入して2週間ほど経ち、少しずつ慣れてはきたものの、まだまだ思い通りに動かせない時があります。
慣れたらすごく使いやすそうなのでもう少し頑張ります。。。

新生「ACTUAL SIZE」始動!

どうも、ACTUAL SIZE のSATOです。

このたび、今まで使用してきたサーバーやブログの、たび重なる不具合や使いにくさからサーバーとブログの移転を決意いたしました。

以前のブログの内容は徐々に書き写していけたらと思います。

これからも「ACTUAL SIZE」をよろしくお願いいたします。

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