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Category: 鉄道

近鉄8400系B14編成復刻塗装

みなさんお久しぶりです。SATOです。

さて、今回は近鉄、田原本線。
このたび、同線の100周年記念に合わせ、西大寺検車区所属の8400系B14編成がかつて奈良線などで活躍した820系を模した塗装に復刻されました。
8400系03
<新王寺-大輪田間 2018/04/08>

田原本線は割と近所なので、これは撮らなきゃ!と思いつつ、なんだかんだ今になってしまいました。
この日は100周年記念の角型特殊看板(ヘッドマーク)が掲出されていました。
このデザインは、田原本線の前身である大和鉄道の社紋をもとにデザインされたもの。個人的には雰囲気があって好きです。
8400系02
<池辺-箸尾間 2018/04/08>

地元ながら撮ったことは無し。どこで撮れるのかも知らないので、とりあえず目をつけていた場所を回りました。
8400系01
<箸尾-但馬間 2018/04/08>

先日はいきなり営業列車として奈良線を走行したりしていましたね。
奈良線を走る姿、次の機会があれば撮りたいです。もちろん、田原本線も!
それでは、本日はこれにて。

プラグインを、見に行ってきました。(旧谷汲駅 モ510)

先日、国電氏と共同制作した名古屋鉄道のモ510は、皆様はもうダウンロードしていただけましたでしょうか?
まだの方はぜひ「こくでんログ」よりどうぞ↓↓

[名古屋鉄道]モ510 揖斐・谷汲線 公開




さて、宣伝はこのくらいにして、せっかく作ったモ510ですが
実を言うとあまりよく知らなかった上に、私は実車を一度も見たことがなかったので、国電氏と「せっかく作ったし見に行くか」という話になり、さっそく車を走らせて旧谷汲駅へ会いに行ってきました。


▼前照灯を点灯させたモ750とモ510
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車を走らせること数時間… 車両が見えてきました。
前照灯を点灯させ、今にも走り出しそうな現役と見間違うほどの光景です。


正直なところ天気はあまり良くありませんでした。カメラを気遣いながら写真を撮っていきます。
モ510を舐めまわすように見て回り、制作したプラグインに不備などが無いか、ちゃんと再現できているか、確認していきます。
大きな間違いはなく、おおむね実物どおりに作成できていることが分かり、ホッと胸をなでおろしました。


▼複雑な形状の可動式ステップ
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床下担当国電氏のこだわりポイントの一つでもあった可動式ステップ。RailSim上でも実物同様に可動するのがポイントです。
何をどうしてこんな複雑な形状になったのか…近い時期に作られたはずのモ600のステップはもう少し単純な形状をしています。



▼前面のごちゃごちゃとしたジャンパ類
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車体担当の私がちょっとだけこだわったのは前面のジャンパ類。
“顔”となる前面に来る重要なパーツだけに気を遣いました。
それなりに実車の雰囲気を再現できたのではないかと思います。

車体そのものは曲線が取り入れられた大正ロマンともいえる優美なデザインをしていますが、結局のところ基本図形の塊であり、三次曲面が多用されているわけではないため、案外すんなりモデリングすることができました。



この日はちょうど係りの方からお話を伺うことができました、
架線も架線柱も撤去され自走こそ出来ないものの、なんとここにいる車両はエアー系統や可動部は殺されておらず、今でも可動状態にあるとのこと。

▼実際にドア開閉やステップの格納をしている様子(管理団体:庭箱鉄道様の公式Facebookより)

私が訪れた時は、あいにくこの様子を見ることはできませんでしたが、
こんな状態で保存されている静態保存車は見たことがありません。半動態保存とでも言えるかもしれません。
そのほかさまざまな取り組みをされているとのことで、今後の発展が楽しみです。


▼多数用意された看板類。ときどき入れ替えて展示しているとのこと。
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たくさんのお客様に来ていただけるようにと、あらゆることに取り組んでいらっしゃるんだなと感じました。
また機会があれば訪れたい場所となりました。


旧名鉄谷汲線 谷汲駅
岐阜県揖斐郡谷汲村徳積
TEL:0585-56-3833
(AM10:00~PM16:00)
見学無料、月曜定休

国鉄D51形蒸気機関車842号機

さて、こんばんは。SATOです。本日は鉄ネタを。

以前岡山へ行った際に立ち寄った、倉敷市の「水島中央公園」に展示されているD51形蒸気機関車842号機です。

▼煙室ハンドルが失われており、少し締りのない表情

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昭和18年に岡山機関区に新製配置された機関車で、その後富山機関区→熊本機関区を経て、最終配置は北海道の追分機関区となりました。

追分機関区での廃車は昭和50年12月3日。蒸気最終期まで現役で走り続けていたそうです。

 

▼特徴的なギースルエジェクター

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現在のこの機関車の最大の特徴とも言えるのが、このギースルエジェクターです。

そもそもギースルエジェクターとは、今で言うところの省エネアイテム。

ただ平べったいわけではなく、内部に特殊なブラスト管を持ち、その構造により従来の煙突より燃焼効率を高めることが可能になります。

燃焼効率が高まることで蒸気温度も上昇し、より少ない石炭で走行でき、さらには牽引力を上げ、火の粉減少させる効果があったといいます。

 

▼定期的に手入れをされているようでそれなりに良好な状態です

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結構べったり塗られたペンキがちょっと残念な気もしなくもないですが、何もされていないよりは100倍マシ。

大切に保存していただいて、我々としてはありがたい限りです。

 

▼ガラスなど、全体的に良好な保存状態です

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立派な屋根の下、さらには四方をフェンスに囲まれ、写真は撮りにくいのですが

おかげで盗難やいたずらの被害は最小限にとどめられているのではないかと思います。

 

▼よく見るとかまぼこ型のドームです

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アップでの写真を撮り損ねましたが、この機関車のもうひとつの特徴がかまぼこ型ドームです。

 

蒸気機関車の定番的イメージがあるD51ですが、私は結構好きです。

RailSimのSLプラグインも、そろそろ何かリメイクしたいところです…

 

「水島中央公園」

場所:倉敷市水島青葉町95-1

名岐鉄道デボ800形電車(805編成)

正直なところ、近くを通りかかってはじめてその存在に気付きました。

現在の名古屋鉄道の前身事業者である名岐鉄道が1935年より導入した車両とのことで、
中でもこの805編成は、豊田線の開通に先立ち、信号や自動列車停止装置(ATS)など保安装置の動作確認を行う試験列車に充当されたことから
「豊田市を初めて走行した車両」として、愛知県豊田市の鞍ヶ池公園で静態保存されています。

▼よく手入れされた立派な公園に佇む805編成
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鮮やかな緑の中に佇む真っ赤な車体はひときわ目を引きます。よく手入れされた公園で、大切にされていることがうかがえます。

▼自由に座ることができる車内。中央部は過去にドア開閉が体験出来たかのような構造物です。
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普段から公開されているのかはわかりませんが、この日は車内が解放されており、内部を見学させていただきました。

▼細かな部品類も良く残っているように見えます
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驚くべきなのは状態の良さです。
静態保存されてからそれなりの年月が過ぎていると思われますが、木製部分が非常に良い状態を保っています。
上の写真のような細かな部品も、固定されていないにも関わらずパッと見盗難などの被害に合ってないように見えるのは、このあたりの治安が良いからなのかもしれません。

▼反対側にはホーム状のデッキが設けられています
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ホームのようなデッキが設けられ、そちらからも車両に乗り込むことができます。これは現役時代を彷彿とさせる粋な計らいですね。

みなさんもぜひ、鞍ヶ池公園を訪れてみてはいかがでしょうか?

鞍ヶ池公園
住所:愛知県豊田市矢並町法沢714-5
営業時間:9:00~17:00
駐車場:
公園内/普通車877台、大型車20台、身障者10台
PA園地駐車場/普通車118台、大型車10台、身障者3台
※すべて無料

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